歯をむき出しにした笑顔の記号化

週1くらいで記事を書きたいと思っています。

今日は前から気になってた歯の記号について。

 

歯をむき出しにした笑顔を描く際に歯を全て描くと非常にうるさくなるの往々にして記号化されます。

その記号にもいくつか種類がありますね。

歯を構成する縦の線と横の線をどう残すかで下記のように記号化できます。

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① 縦線のみ下の歯

これは中澤一登さんと石浜真史さんが多用しています。

後述する⑤の亜種なのでしょうが、中澤さん以前に使用した方はいるのか、ルーツが気になります。

下の歯のみを数本、あるいは全部描くこの記号からは元気で無邪気な印象を受けます。

かなり砕けた表現なのでリアル系での使用は難しいでしょう。

 

② 横線一本

もろルフィなのですが。

上下の線も少し加えたりして、リアル系の絵柄でも使えるタイプになります。

 

③ とぎれとぎれに線をつなぐ

歯の一本ずつのフォルムを最小の線で表現することができます。

これも中澤さんが使っている時はあるのですが、意識して探してみるとあまり無いタイプでした。

 

④ 横線のみ両サイド

上記6種の中では一番多用されていると思います。上下の線を足す場合や片サイドのみの場合もあります。

歯のディティールを増やせば増やすほどうるさくなりがちなので、うるさくせずにがっちり噛み合わせていることを最小の線で表現するには両サイドに線を残すこれが一番適当に思えます。

美少女系はほぼこれではないでしょうか。

個人的な記憶として、古谷実の『行け!稲中卓球部』で④が多用されており、一番最初に歯の記号表現について意識させられました。真似して描いてみたりもしました。

 

⑤ 上下の線のみつなぐタイプ

かなり漫画的な表現です。

宮﨑駿がよく使っているようです。(未来少年コナンカリオストロなどなど)

上の歯だけ露出してる表現の場合も多いです。

 

⑥ 全て描く

こうなるともう記号ではありません。

非常にうるさい印象を受けます。リアル~ホラーよりの表現でしょう。

最早強欲な壺ですね。

海外カートゥーンなどもこうしたえげつない表現を使うことを厭わないので多用している印象があります。

 

補足で、ヘッダのアッコは歯自体の線無しで歯の外側にある口内を描いて噛み合わせのフォルムを表現するやり方かな、と思います。